排水が流れなくなる注意すべき点
トイレの詰まりの原因はさまざまですが修理依頼で多いのが「異物」により詰まりが発生した時です。
意外と多い「生理用ナプキン」の詰まりトラブル
トイレに詰まる物の例はさまざまですが意外と多いのが布製品です。トイレで生理用ナプキンを使う機会がどうしても多くなってしまいます。ふとした拍子に便器の中に落ちてしまって流してしまうケースも少なくありません。それ以外にも原因になりやすい布系アイテムには、以下のようなものがあります。
・ハンカチ
・認知症を患った方のオムツ
・洗浄用お掃除シート
上記のような異物が排水管に流れてしまってどうしようもなくなってしまって修理依頼される方がほとんどです。様々なケースで謝って便器に落としてしまい流れてしまうという状態なのですが不注意によって起きるケースも少なくありません。
認知症の方がトイレを使用する場合、汚れているオムツを便器に捨ててそのまま流してしまうということがほとんどです。また、幼い子どもがトイレで遊び感覚で下着や掃除用雑巾を排水してしまうことがあるので注意が必要です。親としては見ていない間の出来事で突然トイレが詰まっても何が起こったか把握できない可能性もあり、便器の奥から取り出されたものを見て、ようやく事態の全貌が明らかになるというケースも少なくありません。
「トイレにお掃除シートなど、トイレットペーパー以外の異物を流してはいけない」というのは当然のことでもあります。取扱説明書に書かれている内容を忘れてしまうケースもあれば、ルールを知っていても流せると思ったから流してしまったというのが現実です。
このように充分に注意が必要となってきます。水トラブルというのが、自分でも気づかない内に発生するケースも多いので、「流す前には確認する」「万が一落とした場合には、即座に取り除く」といった工夫をするのも大切なこととなってきます。