水道が止まらなくなったら止水栓を閉める

水道が止まらなくなった場合、まずは以下の手順で止水栓を閉めることを試してみてください。止水栓を閉めることで、急な水漏れやトラブルを防ぐことができます。

１．主な止水栓の場所を確認する
事前に家の内外にある主な止水栓の場所を把握しておくことが重要です。キッチン、バスルーム、屋外などの場所にそれぞれの止水栓があるか確認しておきましょう。
２．該当する止水栓を閉める
水が止まらなくなった場合、まず該当する場所の止水栓を閉めます。止水栓は時計回りに回すことで閉じることができます。ただし、適切な方向か確認してから回すようにしてください。
３．水が止まったことを確認する
止水栓を閉めたら、蛇口やシャワーを開いて水が本当に止まったか確認してください。水が止まっていることを確認したら、作業が完了です。

注意点として、止水栓を適切に閉めるためには正しい方向に回す必要があります。逆に回してしまうと閉じずに開いてしまう可能性がありますので、十分に注意して作業してください。また、場合によっては止水栓が固着していることもあるため、力を入れすぎて壊してしまわないように注意が必要です。
もしも止水栓を閉めても水が止まらない、または止水栓の場所が分からない場合は、水道業者に連絡することを検討してください。

止水栓はどこにあるの？

止水栓の位置は、建物や住居の構造によって異なる場合がありますが、一般的な場所を以下に示します。具体的な場所は、自身の住宅や建物の設計によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

●キッチン
キッチンの流し台の下や流し台の近く、キッチンシンクの下に止水栓が設置されていることがあります。
●バスルーム
バスルームの洗面台やシャワー、トイレ周辺にも止水栓があります。洗面台の下や洗面台の後ろ、トイレの背後に取り付けられていることがあります。
●洗濯機室
洗濯機室や洗濯機の近くにも止水栓が設置されていることがあります。洗濯機の背後や隣に取り付けられていることがあります。
●屋外
住居の外にも止水栓が設置されていることがあります。庭や庭先に水を供給するための止水栓があります。
●地下室
一部の住宅や建物では、地下室にも止水栓が存在することがあります。

止水栓の位置は個々の住宅や建物によって異なるため、新築の際や住居を移動した際には、確認することが大切です。場合によっては図面や建物の資料を参照して、正確な位置を特定することも可能です。もしも止水栓の位置が不明な場合は、住宅管理会社や施設管理担当者に問い合わせてみることも一つの方法です。

止水栓が見当たらなかったら元栓を閉栓する

止水栓が見当たらない場合、建物全体の水供給を止めるためには、元栓（またはメインバルブ）を閉栓することが考えられます。元栓を閉めることで、建物内のすべての水供給が停止します。元栓を閉める手順は次の通りです。

１．元栓の場所を探す
元栓の場所は建物や住居によって異なるため、事前に位置を把握しておくことが重要です。一般的には、屋外のメーターボックスや水道メーター周辺、地下室、または水道管の入口付近に設置されていることが多いです。
２．元栓を閉める
元栓を見つけたら、時計回りに回して閉栓します。元栓は大きなハンドルやレバーで操作することが多いですが、設置場所によって異なる場合もあります。閉栓する際には、適切な工具を使用して力をかけることが必要です。
３．水が止まったことを確認する
元栓を閉めたら、蛇口やシャワーを開いて水が本当に止まったか確認してください。水が止まっていることを確認したら、作業が完了です。

元栓を閉めることで建物内のすべての水供給が停止しますので、注意が必要です。特に水道メーター周辺の元栓を閉める場合、他の住戸や施設に影響を及ぼす可能性があるため、緊急の場合を除いては慎重に判断することが重要です。元栓の位置がわからない場合や元栓の閉栓が難しい場合は、水道業者に助けを求めることを検討してください。