蛇口が不具合を起こして水が漏れ続けてる

小樽市で「台所の蛇口から水が出続けていて止まりません！今日中に蛇口の修理に来て頂けませんか？」といった内容の水トラブル案件をご紹介します。

いつものように洗い物をしていたところ、突然、台所の蛇口の水が出っ放しになって止まらなくなったとのことでした。「普通に蛇口を開いている時と同じくらいの水が出続けてい状態です！」との事で、かなり深刻な状態である事が予測されました。
早急な対応が必要と判断して、応急処置として止水栓から水を止める方法をお電話にてご説明し、最低限の応急処置をしていただいている間に周辺で修理作業をしていたサービススタッフを向かわせました。
お伺いしたスタッフが蛇口の水漏れの点検をすると、使い始めて15年程度経っている蛇口の水漏れで水量を調節する部品が経年劣化により破損してました。
破損個所や修理用の部品の有無などをしっかりと確認して部品交換でも修理は可能なこと” や蛇口の耐用年数を越えているので、できれば新品蛇口に交換した方が良い事 ” をご説明しました。特に今回の水漏れは、前触れもなく突然起こってしまった水のトラブルだったので、古くなっている他の部品がいつ同じように水漏れするかわからない状態でした。状況的には劣化が進んでいる為、部分的な修理で済ませた方が良いのか蛇口ごと新しくした方が良いのか、正直なところ判断に迷う状態でした。お客様にその旨をしっかりとお伝えした上でどちらを選ばれるかお聞きしたところ、「待ってる間の対処法まで教えて頂いて、丁寧な対応で助かりました！使っていた蛇口も古くなってきていたのがわかっていたので蛇口交換をお願いします！」とのお返事を頂きましたので、今回は蛇口の交換作業をさせていただく事になりました。

ご参考として
蛇口のトラブルは、長年ご使用になっていると必然的に発生してしまいます。原因がゴム製品のパッキンやカートリッジ部のゴム部が劣化してしまったり蛇口を動かすことによって発生する金属疲労で水やお湯が漏れてしまいます。TOTO/INAXなど大手製造メーカーの耐久年数公示でも８～１０年が目安とされていますので修理が必要になった時にはご参考下さい。

蛇口のトラブルが発生する頻度

蛇口のトラブルが発生する頻度は使用状況や取り付け箇所、メーカーなどによって異なりますが、年に数回から数十回程度とされています。一般的に、水漏れや水量調整機能の故障が多く、特に古い蛇口やメーカー品質の低い蛇口はトラブルが多いとされています。また、使用状況によっては、ハンドルや栓を壊してしまうこともあるため、注意が必要です。定期的な点検やメンテナンスにより、トラブルの発生を予防することができます。

蛇口の交換タイミング
蛇口の交換タイミングは、使用状況や耐久性によって異なりますが、一般的には10年から15年程度が目安とされています。ただし、使用頻度や水の質、メンテナンスの状況によっては早期に故障する場合もあります。蛇口の漏れや操作がスムーズでなくなった場合は、交換を検討することをおすすめします。また、古い蛇口から新しい蛇口に交換することで、水漏れや水のムラなどのトラブルを防止することができます。

よくある水漏れする箇所
よくある水漏れする箇所には、以下のようなものがあります。

●蛇口や水栓の接続部分
●フレキシブルホース
●排水管の接続部分
●便器のワックスリングやボルトの接続部分
●配管の継ぎ目や接続部分
●シャワーヘッドやホースの接続部分
●タンク内のバルブや配管の接続部分
これらの箇所が水漏れの原因となることがあります。定期的な点検やメンテナンスを行い、早期に修理することが重要です。

蛇口の故障で多い現象や原因
蛇口の故障で多い現象や原因には以下のようなものがあります。
●水漏れ: 蛇口から水が漏れる現象は一般的な故障です。これは、蛇口の内部部品が摩耗したり、シールが損傷したりして起こることがあります。また、取り付け部分の緩みや不適切な取り付けなども水漏れの原因となります。
●水圧の低下: 蛇口からの水圧が低い場合、使用に支障をきたすことがあります。これは、供給側の問題（給水管の圧力低下、供給量の制限）や蛇口自体の問題（詰まり、内部部品の劣化）が原因となることがあります。
●ハンドルの固着: 蛇口のハンドルが固着し、スムーズに開け閉めできない場合があります。これは、長期間の使用や水の付着によって起こることがあります。
●温度調節の不良: シャワー蛇口や混合水栓の場合、温度調節がうまく機能しない場合があります。熱い水と冷たい水のバランスが取れず、適切な温度の水を出すことができないという問題です。
●異音や振動: 蛇口から異音や振動がする場合、水道管内の問題や部品の緩みなどが原因となっていることがあります。

これらは一般的な現象や原因ですが、具体的な故障や現象は蛇口の種類や使用状況によって異なる場合があります。もし蛇口に問題がある場合は、専門家や修理業者に相談し、適切な対策や修理を行うことをおすすめします。